統一協会の霊感商法は刑事事件としてどう裁かれるか

   2015/04/28

壷

統一協会のダミー組織で、印鑑販売の会社「新世」と、同社社長および取締役の2名を被告人とする裁判が、東京地裁(秋葉康弘裁判長)で9月10日から始まった。今回の裁判のポイントは、信者個人の当事者責任だけでなく、統一協会としての使用者責任を刑事で問えるかどうかだ。

10年前、民事で統一協会の違法伝道が認められ、最高裁までいったが違法の判決が貫かれた。

個々の壺や、印鑑売りに対する経済的被害に対する裁判でも原告が勝訴した。

そしていよいよ、刑事で統一協会の責任を問えるかどうか、というところまできたわけだ。

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「司法がどこまで踏み込むことができるのか。裁判の行方が注目されます」(「しんぶん赤旗」9月11日付)と述べているのは、カルト宗教を追い続けているジャーナリストの柿田睦夫氏。

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柿田睦夫氏のコメントには、宗教をまとった行為に法がどこまで踏み込めるか、という問題とともに、これまでも保守政治家の一部と関係が深く「高度な政治的判断」が行使されてきた同団体を本当に裁けるのか、という意味が含まれていると思う。

オウム真理教があまりにも衝撃的な事件を繰り返したので、一般にはカルト教団というとオウムを連想するかもしれないが、統一協会は40年以上も前から問題になっていた。

カルト教団の問題が、たんなる科学知識の問題ではなく、政治・社会と絡んでくることを知ることができるから、疑似科学批判陣営には統一協会のことをもっと知って欲しいと思う。

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