現場を見ないと

   2015/05/05

現場を見ないと
現場を見ないとものは言えない。もちろん、ケース・バイ・ケースの話だが、以下のコメントを拝見してそんなことを感じた次第である。牛の白血病は牛乳経由でヒトにうつるか?という、専門家から見たら議論にもならない話だが、話題にしたことで、コメントが付きスケプティクスに考える機会を得られた。

まず、コメントを引用しよう。

Re:【牛乳】牛の白血病は牛乳経由でヒトにうつるか?

> コメント投稿者: milklove
>
> 日本は超高温殺菌が主流だし、今まではチーズもプロセスチーズが主流だったん
> で、よかったと思いますが、
>
> 問題は最近のよくわからん”健康ブーム”。
>
> 非加熱殺菌牛乳を健康だとして売りにしている所や、牛の初乳を栄養があるとし
> て売りにしてる企業が出ていることだと思いますよ。
>
> あと近年の低温殺菌ブーム。日本で、低温殺菌を厳密に行っているか調査をした
> ら、温度管理が悪い企業が少なからずあったという報道があります。
>
> となると、そのへんの管理が心配ですよね。
>
> 牛の病気は白血病だけじゃないので、低温殺菌でも温度管理の厳密さが問われる
> と思いますが、そのへんの管理やチェックが消費者にはベールがかかってるので、
> 疑問が出てくると思います。
>
> 牛乳だけじゃなく生クリームやチーズも製造されてますから。
>
> 注射器の共用や代用乳(初乳)管理の悪さなどで蔓延するんですよね。大量の乳
> をまぜて製品を作る現在の製造業のリスクを考えると、雪印牛乳の大量食中毒発生
> 事件を防ぐように業界は最大の危機意識を持たねばならん時期なのではないですか
> 。

牛の白血病は牛乳経由でヒトにうつるか?

低温殺菌の温度管理や、
注射器の共用、代用乳管理の悪さというのは
もう現場を見ないとわからないということだ。

だからこういう問題も
医学、畜産学の研究者だけでなくて、
現場で働いている人の発言も調査するような
機関があるといい。

いつもの話だが、これは全てにおいていえる。

たとえば疑似科学批判などもそうである。

科学的真実と、司法的真実は必ずしもそのアプローチの手法において一致はしないが、司法的真実の事実主義、証拠主義ということは大事にしたいものである。スケプティクスな思考も事実と道理から始まるのだ。

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