玉ねぎ、黄と紫で効能は変わる?

   2015/02/10

タマネギ

玉ねぎ、タマネギや玉葱とも書きます。ネギ属の多年草。要するに長ネギの仲間なんですね。それはともかく、日本での生産量が115万4千トンを誇る主要野菜です。北海道をはじめいろいろなところで収穫できるのですが、産地ごとに栽培時期がうまくずらされているため、スーパーではいつでも手に入ります。

玉ねぎの栄養分は、糖分のほか、リン、カリウム、ビタミンB1、食物繊維などが多く含まれます。ちなみに、刻んだ際に目艦染みて涙が出てしまうのは辛味成分の硫化アリル類によるものです。

といっても、このたまねぎの辛み成分は侮れません。硫化アリルは血液をサラサラにするはたらきがあるので、動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓をできにくくする作用があるのです。つまり、生活習慣病対策にいいのです。

ところで、そのたまねぎ、最近は紫玉ねぎというのが注目されています。辛味や刺激臭が少ないタイプです。

タマネギ主婦

玉ねぎといえば黄玉ねぎをイメージしますが、ではこれからは紫玉ねぎがとってかわるのでしょうか。

結論から言うと、そうした健康への作用についてはどちらもすかわらない、としているのは「日刊ゲンダイ」(5月29日付)の「食べて健康のウソマコト」を書いている加藤秀夫氏(県立広島大学名誉教授)です。

「では、黄玉ねぎと紫玉ねぎでは!どちらが抗酸化作用が強いのでしょうか。玉ねぎの抗酸化作用は、外皮に含まれる「ケルセチン」という成分の働きによるものです。しっかり色がついた紫の方が有利に思えます。
 そこで、こんな実験をしました。A「活性酸素溶液+水」、B「活性酸素溶液+黄玉ねぎ」、C「活性酸素溶液+紫玉ねぎ」という3つのビーカーを用意して、活性酸素に反応して青く変色する試験紙を浸します。玉ねぎはそれぞれスライスして生食時と同じく1分ほど水にさらし、それをすり潰して液状にして加えました。
 その悪果、A「水」は真っ青でしたが、B「黄」、C「紫」は、どちらも薄い色のまま。いずれの玉ねぎも同様の抗酸化作用があることが分かりました。玉ねぎサラダを食べる時は、色を気にする必要はありません。」

黄玉ねぎと紫玉ねぎ。全く持って興味が尽きません。

やせる!血糖値が下がる!「タマネギ」レシピ (タマネギ氷、酢タマネギ、タマネギワイン、薄皮茶が効く!)

やせる!血糖値が下がる!「タマネギ」レシピ (タマネギ氷、酢タマネギ、タマネギワイン、薄皮茶が効く!)

  • 作者: 齋藤嘉美
  • 出版社/メーカー: マキノ出版
  • 発売日: 2013/05/15
  • メディア: ムック

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。