義も理もない陰険な菅直人政権はいつまで続くのか

   2015/06/12

菅直人政権
義も理もない陰険な菅直人政権はいつまで続くのか。アメリカのS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が、日本国債の格付けを「AA」から「AAマイナス」に格下げして話題になっている。

「格下げ」された途端、為替市場は一時、円が1週間ぶりの円安水準となる1ドル83円に急落。日本の政府債務比率が一段と悪化するという、財務相がモットーとする財政第一主義の口実になる……はずだったが、消費税増税を企図する肝心の菅直人総理が、「そういうことには疎いので、(コメントは)改めてさせてほしい」という脱力発言で、その機会を自ら潰した。

野党時代は、自民党政治や歴代閣僚の落ち度を口汚く罵り、言動を揶揄してきた、平野貞夫氏曰く「大学紛争のやり方」が、そっくりブーメラン状態になっているのが、今の菅直人総理の姿である。

昨年11月には、中国・胡錦濤主席との会談でメモを見ながら喋ったことが叩かれた。12月には、東京・新宿区のハローワークを訪れ、生活困窮者に対する政府の取り組みを視察。その言い草が振るっていた。

「あのー、やっぱり就職を探しているんですか?」

ハローワークへ将棋をさしに来るとでも思っているのか。だいいち、「就職を探して」という日本語はないだろう。パフォーマンスとして訪れてはみたものの、関心がないからきちんとした言葉が出てこない。

マンガ喫茶を訪れた際には、「ネットカフェに来られる人は、住宅がないとかそういう人が、 やっぱり結構多いんでしょうかね」と述べた。「そういう人」が、「住宅がない」以外にどういう人をさしているのかわからないが、いずれにしても蔑んだ表現であることは間違いない。

昨年末には、太平洋戦争末期に激戦地となった硫黄島を訪れ、遺骨の収集と慰霊を行った。が、遺骨を収集する服はなぜか全く泥がついておらず、滑走路下に眠る遺骨の問題については何の解決案も示せない、お得意のセレモニーに過ぎなかった(この行為に限っては首相を評価する向きもあるが、セレモニーでいいのか、硫黄島の遺骨問題は首相のパフォーマンスの具にできることなのかと問いたい)

諫早干拓事業で水門開放の高裁判決には、「上告断念」を宣言した。野党時代、諫早湾が閉じられた時にもド派手なパフォーマンスをしていたが、ではそれほど干拓問題に賭けるものがあるのかといえばそうでもなく、中村法道知事が上告を直談判するために乗り込んできても、尻ぬぐいには動かなかった。要するに自分がいかに目立つかの舞台として利用したかっただけらしい。

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先日は、オフレコ発言で「ウォーキングマシンを購入した」と口を滑らせた。野党時代、さかしらに税金の不正流用や無駄遣いを口を極めて罵っていた人物が、自分が公人中の公人になると許されるようになるのか。

人間、誰しも間違いも迷いもある。だが、この首相の批判や失笑を受ける言動にはすべて共通した反国民的理由がある。

ひとつは、自分が批判してきたことや約束してきたことを平気で覆すこと。もうひとつは、パフォーマンス優先で最終決断をできないということである。人間としても政治家としても、義も理もない。

こんな菅総理に対していまだに、エイズ問題で頑張ったんだからきっとこれから官僚社会を打破して云々……、という幻想を抱く国民がいるらしいが、「エイズ問題」自体がまさに格好のパフォーマンスの場であっただけで、本気で「官僚社会を打破」する気なら、とっくに何らかの結果を出している、少なくともそれと正反対の方向を突っ走る現在のような姿はないだろう。

余談だが、鳩山由紀夫氏が首相の頃、幸というオカルト夫人が不愉快で仕方なかった。大きなお世話だが、わざわざ人の奥さんなのに略奪した鳩山(前)首相の物好きなところが理解できなかった。

だが、今、陰険で出しゃばりな菅夫人を見るにつけ、鳩山氏の気持ちがわかるような気がしてきた。

家庭は、妻(お母さん)の明るさこそが第一だ。鳩山夫妻は世話になった人にきちんと挨拶も出来ないいい加減な人たちらしいが、少なくとも幸夫人は決して、菅夫人のように夫をやりこめ、自分は政治家でもないくせにメディアで他の政治家の悪口をあることないこと並べ立てるようなことはしなかった。

菅夫人のような妻の家庭で、はたしてパートナーは健全な人格が維持され、いい仕事ができるものだろうか。

ま、これはあくまでも余談だ。首相夫人ならこれくらいの悪口書かれてもいいよね。

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