ストレッチングボードEV、脳障害と可塑性の関係を裏付ける器具

 

ストレッチングボードEV、脳障害と可塑性の関係を裏付ける器具
『ストレッチングボードEV』(アサヒ)という健康・リハビリ器具がある。健康器具と聞いただけで否定したがる自称オカルト否定派もいるかもしれないが、スケプティクス(懐疑的)な立場というのはそうであってはならない。ストレッチングボードEVと脳障害の可塑性の関係について考える。

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まず、『ストレッチングボードEV』という健康・リハビリ器具について説明しよう。

台を任意の角度に傾け、その上に乗るだけで、ふくらはぎが伸びまる。

実にシンプルな、だけれどストレッチの実感がある器具である。

踏むだけでふくらはぎのストレッチングになり、

ストレッチング
http://item.rakuten.co.jp/vaps/4966010098016/ より

さらに体を動かすことで複合的な運動が可能である。

ストレッチング
http://item.rakuten.co.jp/vaps/4966010098016/ より

角度は、5~35度まで自分で調整できる。

ストレッチと書いたが、老若男女が、それぞれ自分の現状にあった無理のないストレッチを行うことが出来る。

老若男女ということは、その中には障がい者も含まれる。

たとえば、脳障がいで尖足になった場合、もし、覚醒して自ら起立や歩行が出来るような段階にあるのなら、硬くなったその足首のリハビリに適した器具といえるだろう。

ところが、である。

科学バカの一部には、それに異を唱える者がいる。

曰く、障害はケガや病気と違い治るものではない。

だから、治すことを目的とするリハビリは「虚しいだけ」である。

それよりも、「ある程度しっかり障がいを受容することが合理的で現実的」とのことである。

要するに、そんなリハビリは意味がない。それで尖足は治らない、という意見である。

回復に向けてのリハビリよりも、現状の障害者としてどう生きるかを考えなさいと、いうお説教である。

克服で来るかできないかは、やってみなければわからないだろう

脳細胞は、いったん死んだら再生できない、といわれてきた。

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交通事故による脳挫傷や、一酸化炭素中毒、脳卒中などによる低酸素脳症によって、脳に障害が残ったら、原状復帰としての再生は、困難ということだ。

しかし、だからといって、その機能を使った活動が以後不可能である、と決めつける必要はない。

脳は、その機能を失っても、別の部分が失われた機能を代わりに行うことで、結果として機能の回復が期待できる「可塑性」がある。

さらに最近では、脳細胞を再生させる幹細胞も発見され、それを刺激することで脳細胞が活発に再生されるという再生医療の研究も行われている。

その件については今回は措くが、とにかく、脳障害者が尖足になったからといって足が戻ることを諦める必要はないということである。

そして、そのリハビリに、冒頭の『ストレッチングボードEV』は有用である。

もちろん、脳障がい者は誰でも足の障害が治って歩けるようになる、などと述べる気はないが、どんなに歩いてほぐそうとしても戻らなかった足首の硬さがもとに戻ることはある。

たとえば、かつては遷延性意識障害(要するに植物症)となり、手首は曲がったまま、足は伸び切った尖足で硬直したまま何ヶ月もたっていた筆者の長男は、この器具によって現在は全く問題なく歩行している。





少なくとも、かつて重度障害だったとは誰も思わないだろう。

できるかできないかは、やってみなければわからない。

尖足の後遺症が残っている方、歩けるようにはなったもののバランスに難のある方は、物は試しでいかがだろうか。

アサヒ ストレッチングボードEV (ダークグレー) 【ストレッチボード】

アサヒ ストレッチングボードEV (ダークグレー) 【ストレッチボード】

  • 出版社/メーカー: クロスワーク
  • メディア: ホーム&キッチン

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