『卵を食べれば全部よくなる』と1日3個の鶏卵摂取健康法

 

卵
『卵を食べれば全部よくなる』という書籍が話題である。佐藤智春氏が書き、マガジンハウスから出ている。『日刊ゲンダイ』(6月24日付)でも、「髪を元気にしたければ1日3個の卵」というタイトルで、佐藤智春氏の談話をとった鶏卵摂取健康法が書かれている。今日はそのへんをスケプティクスに見ていこう。

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卵を食べれば全部よくなる』のいう「全部」とは、生活習慣病も、ダイエットを含む美容も、食育も、ということらしい。

佐藤智春氏は、人間の健康のカギを握るのは老若男女を問わず、たんぱく質。それををどれだけ摂っているかだという。

たんぱく質というと、最近では動物性たんぱく質が悪者になっているが、佐藤智春氏はその立場は取らない。

動物性たんぱく質も、植物性たんぱく質も必要であり、バランスよく摂る必要があるという。

ただ、たんぱく質は「食べ貯め」ができないし、コンスタントに肉や魚の一定量を毎日摂り続けるのも大変だ。

そこで、安くて、コンパクトで、いろいろな料理の材料になって、たんぱく質を中心にいろいろな栄養素が含まれている鶏卵をどんどん食べましょう、というのが著書の趣旨である。

卵を食べれば、動脈硬化やがん、糖尿病などの予防になるそうだ。

神経細胞を作るのに、鶏卵の黄身の栄養(レシチン)が重要な働きをもつという。

認知症の予防になるというわけだ。

だから、高齢者のように量質ともに食べ物を受け付けなくなった時こそ、バランスよく栄養を摂れる卵を食べなさいと説き、鶏卵で栄養を摂る生活をすれば、うつ、メタボ、動脈硬化、認知症などの予防になり、肌の艶や薄毛の対策になるとも述べている。

食べ物の栄養が、イコール健康につながるというのは、分子栄養学という立場からの発言である。

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分子栄養学に賛否はあるだろうが、たとえばコレステロールに対する誤解など、同書は卵を食べることへの懐疑をきちんと解いてくれていることも確かである。

夜食のお勧めは半熟卵

『卵を食べれば全部よくなる』では、卵料理の作り方や食べ方も紹介している。

たとえば、エコなゆでたまご、オムレツ、スクランブルエッグなどである。

外食で肉料理を食べるときは、卵をつけると鬼に金棒だという。ファミリーレストランでは、ハンバーグに卵の乗ったものを注文しよう。

そして、『日刊ゲンダイ』では、消化時間に留意した食べ方も勧めている。

日刊ゲンダイ卵の話

たとえば、消化が早い順に、半熟・温泉卵→ゆで卵→生卵→目玉焼き→卵焼き。ストレスを感じた時は温泉卵、腹持ちをよくしたい時は卵焼きがベターだとしている。

夜食は、なるべくなら食べない方がいい。もし、食べるなら半熟・温泉卵で、ということである。

夜食で卵。一見消化が悪そうだが、作り方しだいなのである。

いずれにしても、鶏卵といえば、普段食卓に乗る食材であり、特別な健康法ではない。

実践しようと思えば、明日から、いや、今日からでもできるはずである。

卵を食べれば全部よくなる

卵を食べれば全部よくなる

  • 作者: 佐藤 智春
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2014/12/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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