東日本大震災、原発問題解決せず!話題の書き込み2件

 

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東日本大震災は原発の問題が解決せず、ネットでは元原発労働者のサイトとmixiの書き込みが話題になっている。前者は、反原発という「論陣」の立場からではなく、元労働者という「論より証拠」の立場から、発がん者としてサイトを完成。その後、亡くなった。後者は、東電の社員を名乗った東電擁護の書き込みである。

まずは、こちらから。
原発がどんなものか知ってほしい
冒頭の文章を引用しよう。

 阪神大震災後に、慌ただしく日本中の原発の耐震設計を見直して、その結果を九月に発表しましたが、「どの原発も、どんな地震が起きても大丈夫」というあきれたものでした。私が関わった限り、初めのころの原発では、地震のことなど真面目に考えていなかったのです。それを新しいのも古いのも一緒くたにして、大丈夫だなんて、とんでもないことです。1993年に、女川原発の一号機が震度4くらいの地震で出力が急上昇して、自動停止したことがありましたが、この事故は大変な事故でした。なぜ大変だったかというと、この原発では、1984年に震度5で止まるような工事をしているのですが、それが震度5ではないのに止まったんです。わかりやすく言うと、高速道路を運転中、ブレーキを踏まないのに、突然、急ブレーキがかかって止まったと同じことなんです。これは、東北電力が言うように、止まったからよかった、というような簡単なことではありません。5で止まるように設計されているものが4で止まったということは、5では止まらない可能性もあるということなんです。つまり、いろんなことが設計通りにいかないということの現れなんです。

 こういう地震で異常な止まり方をした原発は、1987年に福島原発でも起きていますが、同じ型の原発が全国で10もあります。これは地震と原発のことを考えるとき、非常に恐ろしいことではないでしょうか。


このサイトが書かれたのは97年。今から14年も前に、今回の事故が有り得ると指摘している。

目次をご紹介しよう
1. 私は原発反対運動家ではありません
2. 「安全」は机上の話
3. 素人が造る原発
4. 名ばかりの検査・検査官
5. いいかげんな原発の耐震設計
6. 定期点検工事も素人が
7. 放射能垂れ流しの海
8. 内部被爆が一番怖い
9. 普通の職場環境とは全く違う
10. 「絶対安全」だと5時間の洗脳教育
11. だれが助けるのか
12. びっくりした美浜原発細管破断事故!
13. もんじゅの大事故
14. 日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?
15. 日本には途中でやめる勇気がない
16. 廃炉も解体も出来ない原発
17. 「閉鎖」して、監視・管理
18. どうしようもない放射性廃棄物
19. 住民の被曝と恐ろしい差別
20. 私、子供生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。
21. 原発がある限り、安心できない

まさに「論より証拠」だ。ぜひサイトをお読みいただきたい。

もうひとつは、福島第一原発で勤務していた東電社員・大槻路子を名乗る人がmixiで日記を公開した。

東京電力 福島第二原子力発電所 電気機器G 大槻 路子

内容は、東電は現場で作業員が頑張っているのだから責めるな、というものである。

これがネットで猛非難を受けると、「悪意の編集・悪用され」という捨て台詞と共に日記を閉鎖した。

が、それを問題にしている人々は、「東電を責めないで下さい」という日記の核心部分を批判しているので、「悪意の編集」もヘッタクレもない。

批判されるのは当然だろう。

批判する側は、命の危険も厭わず頑張る現場の作業員の労苦と、
幹部の隠蔽体質や後手後手の対応を区別している。

もちろん、批判の対象は後者である。
前者の労苦に報いるためにも、後者への批判や指摘は当然のことだろう。

「温かく見守れ」を厚かましくも押しつける観念論に対して、
いっせいに非難の声が上がったのは
むしろ情に溺れてミソも糞も一緒くたにしやすい日本の風土らしからぬ
理性的な対応であると思う。

今一番大事なことは、被災者の方々の安全と安心であり
政府や東電の顔色ではないはずだ。

筆者は父親が福島の出身で、先祖の墓が被災地にあり、
原発の近くに親類もいる。

東日本大震災。事故の1日も早い解決を願っています。

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