ハイパーサーミア、治療の真相

ハイパーサーミアをご存知だろうか。局所温熱療法といわれる。温熱療法というと、びわの生葉に棒もぐさを使用する「びわ温灸法」や、温泉で血流を良くしてミネラルを取り込む「温泉療法」など、多くの人は民間療法を連想するかもしれない。しかし、がん治療に採り入れられている温熱療法といわれるものは、保険適用もされている治療法である。

『健康情報・本当の話』(楽工社)の反応

『健康情報・本当の話』(楽工社)という本をさる5月27日に出した。「抗がん」をうたう健康食品や民間療法についての批判書である。出版に至った経緯などはこのメルマガでゆっくり書こうと思っていたが、その前にちょっとした出来事があったので、そちらを先に書かせていただくことにする。

単純ヘルペスウィルスHF10療法

単純ヘルペスウィルスHF10療法をご存知だろうか。なかなか決定打の出てこないがん治療で、安全にがんを退治する治療法として注目を集めているのだ。名前の通り、ヘルペスによるがん治療である。具体的には、ヘルペスががん細胞を攻撃してくれるという治療である。

妊娠初期に葉酸サプリメントは不可欠か?

妊娠中にはしてはいけないこと、しなければならないこと、とされているものがいろいろある。たとえば、「妊娠 葉酸」で検索すると、サプリメント業者のものを中心に、「妊婦は葉酸サプリを摂れ」とのサイトがゾロゾロ出てくる。確認するとわかるが、それらは、ほぼ同じような内容になっている。

ビタミンCを健康のために飲み続けてもいいですか?

ビタミンCは抗酸化作用があって健康にいいといわれている。野菜、果物、サプリメントなどがその効用を説くときに、ビタミンCの含有を必ずといっていいほど標榜する。そのビタミンCは、みんな尿になって出てしまうので、いくら飲んでも大丈夫だといわれているが、どうなのだろうか。

「読売新聞」の記事で言いたかったこと

『読売新聞』(6月14日付)で、「血液型 もはや『個性』」という記事が出ている。「B型自分の説明書」という自費出版の本が50万部売れたことをうけて、「どうしてだろう」と問う内容だ。そうした記事につきものの「識者の談話」で、光栄にも筆者が出ている。今回はその談話について補足してみたい。

妊婦健診の公費助成(東京23区)

妊婦健診の公費助成について書いてみたい。最近頻繁に、1回も健診を受けない妊婦の「飛び込み出産」や、「産婦人科拒否によるたらい回し」などが報道されている。母体や胎児の命の一大事は、あってはならないことであるから、まことに深刻な事態といわざるを得ない。この問題をスケプティクスの立場から調べてみよう。